No.64(1/3)− [ 年賀状 ]
この一週間は実に慌ただしい日々でした。起きては働き、風呂の中で何回寝たことか。この一週間の中で1999年から2000年へまたぐ瞬間もありました。ある素敵な夫妻のクラッカーの差し入れで、カウントダウンも盛り上がりました。20人位と少なめでしたが、イギリス人もオーストラリア人もいて国際色豊かでした。カウントダウンが終わってからどんどんお客さんが入りだし、いつの間にかいっぱいに。電車が24時間走っているのが追い風になったようです。


昨日(1/2)、やっとひと息つけて、目黒のダイエーへ。家人が安物を漁っている間の2時間以上を、ラーメンやらハンバーガーを食べられるスペースの一角を陣取って年賀状書き。お伴はミルクとコーヒーが入り混じっている「カフェラテ」(210円)。飲み放題なので5.6杯飲んだでしょうか。年賀状は元日に貰えるのが嬉しいものです。しかし、何日も前に元日に届くように書いた「あけましておめでとう」が、なんか嘘っぽいと自分で前もって書かなかったこじつけにしました。

頂いた年賀状の山と、おととい(1/1)、それに対して宛名書きした年賀状の山を並べます。そして文面を読みながら返事を書いていくのです。めくりながら書くので4つの山ができます。4コの山が同じ位の高さになって「ふぅ〜っ」、書き終えて2つの山になった時「やったぁ〜、ふぅ〜っ、ふぅ〜っ」という感じでした。

書きながら、「何て書こうか」と思う(相手が見えない)ハガキも結構あります。「ひとこと」自筆があるのはいい方で、宛名書きも文面もワープロなんていうのはボクとしては頂きたくないシロモノです。血が通っていない。
こちらが元日に届くように出しているから、受け取った人も出さなきゃいけないという「虚礼」を排除するためにも、受けたものにだけ返事を出すのもいいと思います。

互いの年賀状が元日に着くと相手のことはわかってもそれに対する「回答」は出来ない。先に頂いたものに「返事のひとこと」を添えると一方通行ではあるけれども「理解」したことが伝えられる。又、それに対して返事を書けば「OK」となるのでしょうが、まさかそこまでやる人はいないでしょうから来年の年賀状で・・・ということになります。

なにか自分の行為を「正当化」しようとしどろもどろになってますが、「心のこもった」「スピーディーな」対応で今年もお客さんの心をつかんでいきたいと思います。
さぁ、2000年のスタートです。
 
No.65(1/11)− [ アツい出会い ]
昨日、おとといと休みを頂きまして、ボクの正月が終わりました。今日はちょっと寒いですが、暖冬が続いております。”みやこんじょ”ではこの暖かさと人いきれで暖房要らずの日々が続いています。ここに、出会いがあると”みやこんじょ”はもっとアツくなるのです。


宮崎県に川南町というところがあります。ここに「トロントロン」と呼ばれるところがあり、「唐瀬原(からせばる)中学校」と「国光原(こっこうばる)中学校」があります。知らない人には何が何やらという感じでしょうが、せめてこの3つのフレーズだけで川南町出身の人とコミュニケーションがとれます。

宮崎のこともそれほど詳しくないボクですが、精一杯全国の地名を覚えようとしています。宮崎の店であることは間違いのないことですが、全国にふるさとを持っているお客さんに来て頂いているのも確かです。ですから、お客さんの出身地を聞いて、さらに次の段階の市町村を当てるのをボクの「趣味」としています。地名が県庁所在地ではなく、当人の言われるところの「マイナーな所」であればあるほど当たった時の互いの喜びは大きいのです。

こんなことを言うと全国の地理にすごく詳しいみたいですが、謙遜ではなく近頃、たまたま当たる(あるいは当たらずとも遠からず)ので気を良くしているだけです。青森出身には「八戸(はちのへ)」「五所ヶ原」、福島出身には「浜通り」「中通り」「会津地方」のどれかをまず言います。金沢の人には「泉ヶ丘高校?」と問いかけ、沖縄の女性には「ちゅらかーぎぃー(美人の意)」と大声を出します。要はお客さんを「知る」ということでしょうか。

先日、GLAYのカウントダウンコンサートに37000円も払って行った女の子が来ました。別のテーブルではあの川南町からGLAYのコンサートがあるごとに上京している女の子グループがいたのです。上京組が帰った後で37000円の子も川南町出身だったことがわかりました。37000円の子が口惜しがりました。「あぁ、話がしたかった・・・」と。

別の日、初めて友達に連れられてきた福岡の人が「福岡県人と話したい」と言っていましたので、いつか会えるよと答えておきました。その人が帰った後に隣のテーブルの人と話をしているとなんと福岡出身の2人組・・・。

全国を知るのもいいけど、足元(九州地区)を固めなければと思わされた日でした。
今日は予約がありませんが、テーブルを飛び回り情報を収集し、会わせるべき時はバシッと決めたいと思います。
ちなみに、”みやこんじょ”に入って右側の棚に10年越しの全国出身別ノートがあるので覗いてみてください。アツい出会いがありますよ。
 
No.66(1/17)− [ 宮崎の人には気をつけなさいよ! ]
「宮崎の人には気をつけなさいよ! 」

どっかの社長風のおじさまがそうボクにアドバイスしてくれました。「僕の知っている銀座のママなんかけっこうやられているからね。」と、こう続きました。宮崎の人は宮崎の人に気をつけなさい。要するに同郷人だと思って油断をするとだまされるよということでしょう。このおじさまは何を言っているんだろうと思いました。このおじさまも宮崎出身の人なのです。もう17年前の話になります。

もう展開はお分かりでしょう。ボクもやられました。もう10年は経ってますから、その事実は語れますがその内容はというと、まだ語るには生々しい気がします。
「だますよりだまされる方がいいだろう」というのがボクの口癖ですが、回りの者は「また、始まった、どっちもどっち」と素っ気ない。
確かに、何かの拍子にハンコでもついた日にゃ、「みやこんじょ」もろとも吹っ飛ぶ危険性もあります。

親がよく子供たちに「悪い人についてっちゃダメよ!」と言うけれども、悪い人ほど優しい顔をしているし、優しい語り口だから世の中、誰を信じていいんだか・・・。

ボクの場合、1度ならず2度も。しかもその両方同志が知り合いっていうのだから面白い。その被害度といったら「うっ、うっ〜〜〜〜〜」といったところでしょうか。

一方でこんなことがあります。”みやこんじょ”では拒否されない限り(拒否する人は年に数組だけ)、お客さんの写真を撮り1枚は壁に貼り、人数分を焼増しして郵送します。
その時、住所を書いてもらうのですが今年だけでも既に300人以上になります。その殆どに電話番号が書かれてあります。ボクは当然のことだと思ったのですが、たまに女の子が電話番号を書いていないと「あ、信用されていないな」と思います。

しかし、電話番号まで書く必要はないと思うのも不思議なことではないでしょう。「どこでどうやって調べたのか知らないところからダイレクトメールが届く」という不信の声が世間であるのも確かです。「みやこんじょ」がお客さんの住所を悪用していると疑うこともできるのです。それにも関わらず、ちゃあんと書いてくださる皆さまに感謝致します。
だまさないように、だまされないようにしなきゃ。
 
No.67(1/24) −[ 恐い顔 ]
毎日、自転車に乗って走っていると、いろんな人の顔を見ます。ボクの性格上、どんな素敵そうな女性でもじっと見ることはありません。しかし、そのチラッと見る中で感じるのが「なんでこんな恐い顔して歩いているのかな?」ということです。皆が皆そうではないのですが、近頃恐い顔の持ち主が多いなと感じるのです。不景気だからでしょうか?


「じゃあ、お前はどうなんだ?」と問われますと、情報的には古いのですが、15年ほど前に「信号待ちしていた時、恐い顔してたね」と言われたことがあります。今ではどうかというと、自分で指摘しつつも恐い顔で走っているかもしれません。
しかし、知っている人と出会うと顔が「くにゃ」となるんですよね。

いつも般若の面のような顔をして歩いている人がいます。こっちのことを知っているかもしれないと思いながらも挨拶せずじまいでした。ある時、勇気を出して「こんにちは」と言いましたら、びっくりするぐらい元気のいい「こんにちは!」が返ってきました。これにはボクの先入観を深く恥じ入りました。それからというもの・・・・・いや、それにも関わらず、それっきりお顔を拝見しても声が出ません。これを機にもう1回CHALLENGEしてみます。

声をかけてみれば「なーんだ、話やすいじゃない」というのは「みやこんじょ」でもあります。誰とでもペーラペラ喋りそうに見えるボクですが、一応しっかり「敵」を観察してから出陣するのです。2、3度来たお客さんだったら我物顔で入場となりますが、初めての方は緊張気味なのか「いらっしゃいませ!」にピクリともしません。さぁ戦いは始まりです。

1/20(木)の戦況報告から−−−。
女の子3人が帰った後のテーブルに、男性2名が3組、カップルが2組。計10名のうち両カップルの男性2名が新顔です。もちろん恐い顔をしているのはこの2人です。男組も女の子3人が帰って所在なげ。知らない者同志ををくっつけるのは店の者しかおりません。小さい乾杯の繰り返しの果てに・・・。男性A組はカップルB組の女性の妹とみやこんじょで以前会ったことがあり、これを機にまた、会えるという確約を取り、更に男性の方はA組の会社の先輩ということがわかり、霧島焼酎1本もらうおまけも。男性C組とD組は鹿児島大学の先輩、後輩ということで意気投合。カップルE組の女性は別の男性と「結婚する!」と言ってましたので聞き役に徹しました。それぞれがいい顔をしていました。E組の男性もそれなりに・・・。

いつも1人でニコニコしながら歩いているおばさまを見かけることがありますが、そこまではいかずとも、窓に映る自分の顔を「正して」歩いてみましょう。
 
No.68(1/31)− [ 馴れ合う ]
全国展開しているマクドナルドが、ハンバーガーを60円台に定着させる方向で動いているようです。そして、その店の老若男女全てのお客さんにマニュアル化された敬語が使われます。


これが、新宿・歌舞伎町に1店しかない「みやこんじょ」だとそういうわけにはいきません。お客さんに対して「タメグチ」はもちろんのこと、「それ以下」の言葉遣いをすることもあります。

もちろん、初来店のお客さんに対してではないですよ。いや、お客さんによってはその日のうちに「タメグチ」をきいたりします。
(※書きながらなんですが、対等に「ハナス」ことをなんでタメグチを「キク」と言うのでしょう?)
20代のお客さんが圧倒的に多いので、勢い喋りやすいというのもありますが、いくら若いお客さんでも、初見ではもちろん敬語です。

そこから、どう煙たがられずに馴れ合うかです。それには敬語という言葉の障壁を早く取り除くことです。そして兄貴的存在になることです。しかし、近頃は「オジサン」と呼ばれることが2、3度続いておりますので、叔父さん的存在になることも渋々受け入れましょう(なにせ、ボクが40で相手が10代、20代前半だったらしょうがないです)。

意志疎通を十分に図っていないのに敬語を使われないのはお客さんにとってこんな不愉快なものはありません。たとえ、相手が年上でもです。「こっちが客なのに・・・」と言いたくなります。

お客さんで「イヤな奴」がいた場合は、徹底無視です。飲食物を運ぶだけで、どうしても話をしなければならない時は、揚げ足を取られないように、しっかりと「敬語で対応」して壁を作ります。こういう客は当然来にくくなるし、他の良心的なお客さんのためにもなりません。うちはマクドナルドじゃないのでお客さんを選びます。(でも「イヤな奴」ってどんなお客さんのことをいうと思います?)

たまに目上の方から、あまりに丁寧な言葉を頂くことがあるのですが、これには恐縮もので、「お客さんなんですから、もっとくだけてくださいよ。」と言いたくなります。「馴れ合う」さじ加減が難しいですね。

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