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No.77(4/3)− [ 花見2000 ]
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先週、宮崎から花見の誘いの電話がありました。 地元の小・中学校の同級生が50人ぐらい集まるのでボクをその中に入れたら面白かろうという誘いでした。 「うん、そりゃあ面白い!」とは思いましたが、急な話であったことと、2月に帰省したばかりであったことも考慮し、今回は遠慮させて頂きました。 宮崎での桜を見ることはできませんでしたが、昨日(4/2)、黄色い「みやこんじょ」のぼりを立てての花見を、昨年と同じ井の頭公園でやりました。ボクたちの花見は、朝まで仕事をやってから始めますので、とにかくスタートが早いのです。7:30には30人を突破、11:30には優に50人以上という大パーティーになっていました。うちの花見は参加費をとらないからこんなに集まったというわけでもないのでしょうが、追加のビールを買い出しに走った次第です。 途中、2回ほどゴミ袋を持ってボク自身「場内」のゴミ集めをしたのですが、出てくるわ出てくるわ、飲みかけの缶ビールが・・・。ただ蓋を開けただけの缶ビールも。 なんかムショーに腹が立ってきました。ちゃんと飲み終わってから次を飲む・・・でしょ?そうなると、50人集まった意味も冷静に考えてしまいます。50人もいれば、一緒に話しができるわけでもなく、別々のグループができてしまいます。あえていえば、「雰囲気」はできているのですが、コミュニケーションをはかるには多くても20人ぐらいの花見がよさそうです。 誘われた宮崎の花見の方も多くの人が集まるみたいですが、その辺は大丈夫でしょうか?良く考えてみれば、各所、各地域に「花見をする場所」があるというのは日本ならではという気がします。その場で会社、家族、友人同士のコミュニケーションをとるんですね。ちなみにボクが誘われたのは田野町(たのちょう)の「忠霊塔(ちゅうれいとう)」という所でした。 今朝見た近くの桜はなかなか元気のいい桜でした。「葬祭場」の脇に植えられたものですが、先ほどの「忠霊塔」といい、都城にある「陸軍基地」の桜といい、何かしら「鮮やかな桜」というのには共通の意味があるのでしょうか。 | |
| No.78(4/10)− [ ポスト ] | |
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店の奥に赤い丸筒の郵便ポストが置いてあります。今、街中ではほとんど見かけることのない「昔」の郵便ポストです。 たまに、「このポストをどっから持ってきたの?」と聞かれます。これは10年以上も前に、ある店の閉店に伴って頂いたものです。知り合いの不動産屋さんから、「あの店は閉めちゃうからこの店に持ってくれば?」と言われたからです。どうせ店の物は全部捨てちゃうんだからということからです。 このようにして、郵便ポストは”みやこんじょ”で皆さんに見つめられながら、いつもまっ赤になっているのです。 実はこのポストの所有者は元B&Bの島田洋七さんだったのです。フジTVの「笑っていいとも」の前は「笑ってる場合ですよ」でした。 漫才ブームの時で、出演と同時に近くに出店した彼の出身地の名物「広島お好み焼き」屋さんも大繁盛でした。その後にアメリカンバーを出したけれども閉店することになりました。 その一部始終を短い期間だけれども見ていたのが、そのポストということになります。 とっても目立つ赤いポストですが、それでもその存在を忘れてしまうことがあります。しかも、2年も3年も・・・。もちろん見えていないということではなく、意識することがないということでしょうか。 今回、「ポスト」というタイトルを書いてまで意識したのは何故かといいますと、お客さんから書いて頂いた住所と一緒に、「このポストの意味するものは何ですか?」という質問があったからです。 口頭で「あのポストはどうしたの?」と聞かれることはあっても、文字で問われると改めて意識せざるをえません。 小さい頃見たポストは見上げるほど大きな存在でした。コンクリートの土台があったからかもしれません。しかし、今は見下げてしまう? シンボルとまではいわないまでも、とても目立つ存在が見えなくなる時、それは不必要になった時なんでしょうか? それとも都合のいいコメント・・・空気みたいな存在? ボクにとって赤いポストは”みやこんじょ”に必要な存在なはずなのに・・・。 | |
| No.79(4/17)− [ タイガーマスク ] | |
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タイガーマスクがボクの事務所にやってきました。仮面こそ外していましたが、衣装はタイガーマスクそのものです。 10年以上も前、このタイガーマスクを見た時はびっくりしたものです。片手に小さなカセットデッキを持って、音楽を流しながら走る。自転車に乗っている時は、身体をサドルの上に載せて曲芸まがいに走る。その風貌、音から彼の方を振り向き驚いた人は数知れないはずです。 そのタイガーマスクが目の前にいます。朝日新聞の集金をしに・・・。 そうです、この人はタイガーマスクになりすまして、新聞を配っている人なのです。有名な人なので、いずれ新聞やTVでこの人をご覧になる機会もあると思いますが、以前ボクが見ていたTVで、「こんなことをしているのは世の中を明るくしたいため。」とこの人は話していました。 今、朝日新聞の東京版で《新宿の詩「タイガーが走る街」》と題して歌舞伎町をルポしています。危なっかしくて猥雑なだけが歌舞伎町じゃないんだよ、と訴えているような文面がそこにはあります。 花園神社の宮司さんは医者でもあったんだよとか、店を閉じることになった八百屋さんの生きざまとかが、タイガーマスクが見ているように描かれています。 同じ日の新聞の社会面では、石原東京都知事が次のように語っていました。 「(三国人という言葉は)これからは使いますまい。でも、歌舞伎町とか池袋に行ってごらんよ。12時過ぎたらどこの国かわからんよ。日本のやくざだって、怖くて入れない。そういう現状がある。」 石原さん言われるところの、やくざも怖くて入れない歌舞伎町にある「みやこんじょ」にいらっしゃいませんか?金・土・休日前日は、12時過ぎても営業しております。 | |
| No.80(4/24)− [ 歩く ] | |
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先週も宮崎から仕事や遊びで上京された方々がいっぱいいらっしゃったはずです。そして、そのごく一部が”みやこんじょ”へ。その多くの方から耳にするのが、「東京にいると疲れる」というものです。地方にいては見ることができない、とてつもなく多くの人々の中にいることの「人酔い」もあるのでしょうが、より多く歩くことも一つの原因のようです。 地方にいるとまさに車社会で、ドア・ツー・ドアの世界です。東京でもあまりの車の多さのために、渋滞による経済損失が莫大になるので地方から東京に入ってくる車から「入場料」を取ろうという計画もあるほどです。しかし、交通手段としてはJR、私鉄、地下鉄、バスと充実しています。その充実さが、ともすれば目的地まで10〜20分ぐらい歩くことを必要とする時もあります。たかだか10分と思われるかもしれませんが、ドア・ツー・ドアの世界で10分以上も歩くということはほとんどなく、歩くとすれば「健康のため」に率先して歩いている方が多いように思われます。このようにして、東京で歩くことを強いられる上京組は疲れるのです。 それでは東京に住んでいるボクはというと、近くの駅まで歩いて15分以上かかる「交通弱者」です。駅まで歩いて電車を利用するより早く”みやこんじょ”に着けるのと、帰りは終電に間に合わないことから自転車通勤です。 よく考えてみれば、自動車と自転車との違いはありますが、往復1時間足を動かしているものの、日頃歩いていない自分に気づきます。 そこで、ボクが週3日通っている予備校まで歩くことにしました。今迄、自転車で片道3分ぐらいだったのが歩くと10分です。大した時間ではないのですが、玄関口の混雑のために自転車通学禁止の予備校に自転車で通っていた「うしろめたさ」がなくなったのが、何より精神衛生上いいですね。 只今、公開中の映画「ストレイト・ストーリー」の主演、リチャード・ファーンズワースは580キロの道のりを、わずか時速8キロのトラクターで6週間もかけて、けんか別れした兄と和解するため、アイオワ州からウィスコンシン州への旅に出ます。その彼が「亀のようにノロノロ進んでいると、とても多くのことを見ることができる」と言いました。 ボクもわずか往復20分の間の「変化」を楽しんでいます。 自転車だと女の子にも声をかけられません。 「マッサージ、いかがですか?」とか・・・。 |