No.81(5/1)− [ 正直屋 ]
彼が、まず来て注文するものは、だいなま(生ビールの大ジョッキ)と30cm×15cmの長皿に盛られたジャンボサラダでした。それを毎回のように1人で来てはたいらげていました。ある日、そんな彼がいつものようにジャンボサラダを食べながら、「今度、宮崎に帰ることにしました。」とボクに言いました。

当時、世間でいう安定した営団地下鉄の職員であった彼は、田舎に帰って商売をしたいとのことで、ボクにいろいろとアドバイスをしてもらいたいとのことでした。
貯金もない若者が多い中で、彼はン百万という貯金をしていました。
そして、彼が選んだ職業が古着屋さんです。10年たった今、仕事は順調らしく、宮崎市内に3店舗を有し、今度レディースも手掛けたいということです。

先週、その彼が久し振りに来てくれました。さすがにジャンボサラダは食べませんでしたが、酒量は衰えていませんでした。他のお客さんと話しをするうちに、「それでお店の名前は何ていうの?」ということになります。彼が「正直屋です。」と答えると、「それってストレートすぎない?」との声。

ストレートといえば、うちのバイトにタツローというのがいまして、彼のお母さんが宮崎市内海(うちうみ)の風光明媚な日南海岸に沿ったところに「えぷろん亭」という食事の店を経営されています。これまたストレートな名前なのですが、4/28(金)朝の「めざましテレビ(フジTV系列)」を観ていましたら、なんと宮崎特集で、さらになんと「えぷろん亭」が紹介されているではありませんか。その「えぷろん亭」というテロップを見た時、やっぱり「えぷろん亭」は「えぷろん亭」という名前しかないと思いました。

初めて聞く人にはストレートな名前でも、馴れ親しんでくるといい響きになるもので、先程の「正直屋」は宮崎市近郊の中高校生だったら誰でも知っているというぐらいのスポットになっているのです。ボクのほうがアドバイスをもらいたいぐらいです。

「みやこんじょ」もストレートな名前です。今では、「みやこんじょ」が宮崎県の地名だと知らないで通ってくるお客さんもいるんです。ホントに。

正 直 屋:0985−25−0404
えぷろん亭:0985−67−0225
 
No.82(5/8)− [ 座っておしっこ ]
ゴールデンウィークも終わり、メールのまとめ読みをされている方もいらっしゃると思います。その中に今日も侵入させて頂きます。
今年の「みやこんじょ」のゴールデンウィークも、宮崎に限らず地方から東京に遊びに来ている方々も含めて、忙しくさせて頂きました。
ボクはいつもと変わりなく、土、日に休みをとりまして、昨日はゴールデンウィーク前からの新聞のまとめ読みの日でした。

「森首相の駆け足顔見せの旅」「グローバリゼーション」、そして何といっても「17歳」が新聞を埋め尽くしていました。その辺の詳しいことは、専門メディアにおまかせして、ボクが気になった小記事を、例のごとく「みやこんじょ」と絡ませながら紹介します。

朝日新聞の「記者ノート」の「座っておしっこ」と題するものです。
要約すると、〈座っておしっこする男性が、増えていると聞き、実際まわりの人に聞いてみると「家では座っている」という人が半数いた。衛生陶器メーカーによるアンケートでも1、2割は座っていると答えた。「立ち派」からは「知らなかった」という反響。座る人たちからは「立ってするとはねる。汚したくないというマナーの表れだ」という反響。なぜ座り始めたのかは1950年代後半からの洋式便器の普及が第一の理由にあげられる。つまり、都市生活でゆとりが無くなった結果が、「座っておしっこ」なのかもしれない。〉

ボクが洋式便器を初めて見たのは、小学6年の鹿児島への修学旅行の時でした。背を向けるとは知らずに、水槽を目の前にして用を足しました。座りごこちがメチャクチャ悪かったので便座シートを降ろさずに使用したものと思われます。
おとといの「みやこんじょ」でのお誕生会で昭和56年生まれの女の子のお祝いをしましたけれど、洋式便器の使い方を知らない人がいたとは笑われそうです。

立ってするとはねる。そうですねぇ、男女兼用のみやこんじょの便器では大きな問題です。用を足したら便器をペーパーで必ず拭くという男性もいましたが、それを全ての男性に求めるわけにもいきません。・・・只今、改めて思案中。

例の記者は男性の「座っておしっこ」を初めて聞いた時、耳を疑ったらしいのです。しかし、記事の最後には「実は、私も気が向くと座ってするようになった。ゆったりした気分になるので一度お試しを。」と締め括っています。
 
No.83(5/15)− [ 「みやこんじょ」での禁煙は是か非か ]
近頃の「WEEKLY みやこんじょ」は、先週あった出来事を題材に月曜日に発信という形が多いように思われます。そして今回もまた・・・。

「花の木曜日」(ハナモク)という一時はやった言葉が当店では死語となり、水曜日が企業でいうところの「ノー残業デー」ということで、平日の中では「忙しいかな」といったところです。しかし、先週の木曜日は6時から14名という予約なしのお客さんが入ってきました。早い時間から大人数という、これは実においしいお客さんです。幹事さんらしい人から「この前は写真を送って頂いて有難うございます」と丁寧な挨拶を頂いたことから、お客さんの写真撮影も効果を上げているなと再認識したしだいです。

このグループの中ではタバコの煙を嫌う声が大きく、それでもタバコを吸う2人は「可哀そうなくらい」の存在だったのが印象的でした。
このように嫌煙をあからさまに主張するお客さんは初めてでした。ほとんどのお客さんは、自分ではタバコを吸わなくても容認しているようです。医学的にどうかは知りませんが、煙草を吸わない人でも、他の人の煙を吸わされるって身体に悪いといわれているそうです。

実は、この日より遡(さかのぼ)ること5/4(木)から「みやこんじょでの禁煙は賛成か反対か」というアンケートをとっていたのです。5/13(土)までの集計結果は155人中、賛成20人、反対30人、無回答105人です。お客さんの写真を撮った時に写真をお送りするために書いて頂く住所の欄の下につけ加えたものだったので、気づかなかった方も多いかも知れません。でも、この無回答がくせものです。これだと「店内禁煙」にしても影響なさそうだし、喫煙派からも「どちらでもいい人がそんなにいるんだったら少数意見を抹殺することもなかろう」というのも筋が通りそうです。

まさか、こんなに早く「アンケート状況」を発表できるとは思いませんでしたが、煙草を吸わないボクは禁煙が望ましいのです。
しかし、商売柄、煙草を吸う人の気持ちもわかるし・・・。
これから物議をかもしそうですが、とりあえず、ボクの命を縮めながらおつきあいさせて頂きます。
 
No.84(5/22)− [ 再交付 ]
酔っぱらいました。家に入ろうと鍵を差し込んでも開かない。ガチャガチャ音をたてながら苦戦して気づいたのは、そのドアはお隣のもの。開かないはずです。加えて、その家の前に乗って帰った自転車を置いたままにしていた・・・まぁ、それぐらいの酔いかたです。

そして翌朝(実はその日の朝)、名刺入れがないのに気づきました。
ボクは日頃、財布を持ち歩かないので名刺入れの中に、免許証、銀行カード、クレジットカードを入れておきます。そこに1000円札が2枚でも入っていれば完璧です。よくできたもんで、なくしたその日に限って銀行からおろしたての10000円札2枚が中に・・・。

どうも名刺入れは途中で寄ったラーメン屋さんに「置いてきた」らしいのですが、「見当たらない」とのことでした。幸いなことにボクの好きなみそラーメン代は名刺入れの10000円から支払ったので、実質10000円札がさよなら・・・。財布をなくした方でしたらわかると思いますけれど、ここからが大変です。カード紛失を各方面へ知らせ、交番へは紛失届、それから住民票を取りに行って(実際は使わなかった)、雨の中、江東区の「試験場」まで免許証の再交付に行きました。

水曜日、即日免許再発行され、土・日にはクレジット会社、銀行からもカードが送られてきて、今日は、ボロボロの10年選手の名刺入れから、新品の名刺入れにバトンタッチの「ラッキー」な日でもあります。
そして、何ごともなかったように、また平穏な(?)1週間が始まります。

ボクの場合、最小限の被害で済みましたが、2年前「みやこんじょ」帰りのお客さんが財布をタクシーの中に忘れ、300万円を銀行口座から抜かれた!と電話がありました。
そのお金が、破たんした金融会社からの退職金だというのです。笑えぬ話です。

なぜ抜かれたか? それは一緒に入っていた免許証にあります。暗証番号と誕生日が一緒だという、よくある話です。皆さん、気をつけてください。「なくす」というのもよくある話なのですから。
ちなみに、ボクが食べた650円のみそラーメンは印紙代、交通費もろもろで16800円の価値をもつものとなってしまいました。
 
No.85(5/29)− [ 教育シンポジウムとビールテースティング ]
土曜日に、なんと、世田谷での教育シンポジウムというものに参加してみました。
社会問題になっている不登校、引きこもりと言われる子供たちに感情表現の問題があり、なぜ明るく伸びやかに笑うことができないのか、人類学、心理学の視点から検証するというものです。

なぜそんな所に行ったのか、と思われるのもごもっともだと思います。実はメインのパネリストに宮台真司(社会学博士・都立大学助教授)という方がいらっしゃったからです。ラジオで聞く、その方の舌鋒鋭く、歯に衣を着せない話し方は小気味がいいものです。切れ味鋭いために、敵が多そうです。そういうわけで、テレビ向きではなさそうですから、「私の著書にも述べていますが・・・」を何度も、シンポジウムで繰り返されたところから、本を読んだほうが良さそうです。

一般大衆向けのラジオで聞いていたので分かりやすかったのかもしれませんが、シンポジウムでの話では、英語やら専門用語やら言い回しの難解さで半分ぐらいしか、「ボク」は理解できませんでした。しかし、あれはあれで滑るようなトークをマスターしたいものです。しかも、中身のある、。

日曜日は恵比寿でのビールテースティングです。
内外の主として地ビールの、7種の銘柄当てをするというものです。
ほとんど知らない銘柄なので当たるはずもないのですが、そこでの旧友との語らいに、テースティングとは別の「くつろぎの地ビール」を飲みながら楽しみました。

この土・日は、話を聞いても分からない、ビールの味も分からない・・・を知らされました。シンポジウムの司会者は、「せっかく参加されたのですから、何かぜひお持ち帰りください。」と呼びかけていました。頭も舌も磨け!ということでしょうか。

※メールを送りっ放しではなんですので、ちょっとばかり御報告を。
5/8発:「座りおしっこ」は、ボクの回りにも何人もいたことがわかりました。
5/15発:煙草を吸わない人でも、容認派が圧倒的に多いようです。喫煙派からは、せめて「みやこんじょ」では吸わせてくれとの意見でした。
5/22発:名刺入れが「無傷」で生還。「立派な方」が警察署に届けてくれました。

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