No.99(9/4)− [ あまめ ]
都城地方ではゴキブリのことを「あまめ」と言います。ひらがなで殊更書いてみますと、おいしそうな名前ですが、ゴキブリはゴキブリです。
先日頂いた宮崎ベストセラー「ボキャブラBOOK・やっちょんな宮崎人」(編者:松永修一)に「あまめ」の項目がなかったので、なぜそう呼ばれるかわかりませんが、黒光りして大きくて室内を飛ぶゴキブリのことです。それをボクの田舎の母ちゃんは、ティッシュも使わず素手でブチュッ、素足でブチュッと即死に至らしめます。

それに比べ東京のゴキブリはヤワです。小さいのがチョコチョコ動いています。
ずぅーっと前のことですが、コース料理指定のお客さんがいまして、テーブルにはある程度の料理が並べられて、お客さんを待つのみでした。そしてそのグループの第一陣が到着したものの、着席する間もなく「キャンセル」が告げられました。テーブルの上をゴキブリが歩いていたというのです。料理の中ではなく、テーブルの上を、です。それくらい、と思うか、とんでもない、と思うか。もちろん、この事件は教訓として残ります。

「異物混入」。何故、今にしてこんなにあるのか?今にして、ではないんですね。昔からあるはずなのが今になって「表」に出始めたということです。世間があまりに騒ぐのでボクにも1本書けないかなぁと思っていましたら、残念ながら書けそうです。上場企業で衛生管理は超一流と言われている会社がやるんですもんね。場末の居酒屋みやこんじょにも、昔、昔事件がありました。昔、ですよ。古くなった製氷機に外部からゴキブリが侵入したらしく2件続けて「あのう、グラスの中にゴキブリが入ってるんですけど・・・」。取り急ぎコンピューター制御つきの新型製氷機を取付けました。
先ほどのコース料理のお客さんだったら卒倒していたかもしれません。

ボクが小学4年の頃、母ちゃんとラーメンを食べに行きました。
その当時の外食はラーメンといってもとっても貴重です。母ちゃんが半分ぐらい食べたところで丼の中に「あまめ」を発見。店主にそのことを告げて新しくラーメンを作ってもらいました。ボクは子供心にうらやましく思いました。

ボクが大人になってからです。10人ぐらいでラーメンを食べていました。もう4分の3も食べ終えた頃、ボクの丼の中に「あまめ」が。あの母ちゃんにしてこの子ありです。しかし、母ちゃんと違うのはボクは食べ続けたことです。コトの次第を告げることで、回りがパニックになってはいけないと思ったことと、もうここまで食ったら一緒だろうという思い。全部食べ終わった後の丼の中に「異物」を残しておきました。店主は気がついたかしらん。

大企業のオートメーション化に対し、みやこんじょは手作りです。まだ「目」があります。しかし、その大企業の製品を使っている限り、そちらのチェックもしなければいけません。やっかいな時代です。
 
No.100(9/11)− [ 英語 ]
1枚のハガキ案内に誘われて新宿のとある高層ビルの1室へ。1週間後には、ドーンとボリュームのある英会話セットがボクの6畳のアパートに届きました。20年程前のことです。それから数年後、「アメリカ行きのパスポートはいらないの?」と甘〜い言葉に誘われて、今度はちょっと名の知れたブリタニカの英会話セットが届きました。全部で100万以上のものです。月2万円ぐらいずつ払ったのですが、国際人になれるんだったら安いと思ったのでしょう。

ほとんど使われることのなかった英会話テープ群が紐に括られて、今、部屋の隅に邪険に、いや、無視されて放置されています。
一方、彼らを買った本人は、1人で勉強なんか出来んとあきらめて、あのNOVAに8年も通っているのです。予習・復習をするわけでもなく、行かんよりはましだろうと通っているだけですから、遅々として上達する気配もみせません。そして、来年2月に3年めの期限がきて、ひとまず終了となります。

ここから得たのは、いくらお金をかけても半端な意志ではモノにならないということでしょうか。強い意志さえあれば、英会話学校や塾や予備校はほんの補助的な役割ですむと思います。本屋にある1万円にも満たない教材、問題集をやり遂げられる強い意志があればですけれど・・・。だけどボクをはじめとして大方の人たちはそうではありません。
だから先ほどのスクールが必要となってくるんですね。
「強い意志」、欲しいなぁ。

そんなことを思っているこの頃の先週土曜日(9/9)に結婚式に招かれました。もうすでに籍を入れたMr&Mrs Phillips の披露宴です。新郎がNOVAの先生で、仲間とみやこんじょへ。その時に新婦も一緒だったのですが、彼女が福岡出身ということもあり、次回からは彼女がイギリス人の彼をリードするようにみやこんじょへ。そういう縁もあり披露宴に招かれたのです。そこには言うに及ばず、ガイジンさん、ガイジンさんがイッパイ。

そして、そこには半分ぐらいだったらどうにか英語がわかる自分を発見したのです。なにも学術的な英語を喋るワケでもないのだから、これだったらもうちょい頑張ればイケるぞと。まるで、この披露宴のために今迄NOVAに通っていた気さえします。

これからも、ずぅ〜っと多くの人が「英語」を話す、話さない、話したいとも思わないに関わらず気になる存在として捉えるでしょう。ボクはボクで200万円以上の投資を「それなりの意志」でとり返すつもりです。そしてもう1人、WEEKLYみやこんじょNo.90でご紹介しました「ワシントンD.C」での寿司職人として、みやこんじょでバイトしていました野口勝が来月、英語圏へ飛び立ちます。
 
No.101(9/18)− [ いい人でよかった ]
どうにか100号を越えたところで、今日が101号の発信の日。いつも、月曜日の午前中に「WEEKLYみやこんじょ」を書ければいいほうで、何も思いつかない時は、5時、6時迄ひっぱります。
その残された時間に、何か「経験」したこと、ふと思いついたことを話題にします。

今朝10時の段階では頭の中はまっ白。しかし、ここまでは毎度のことなのですが、今日は特に忙しいので焦っていました。今朝は6:00に起床。みやこんじょII→みやこんじょと店回りをして事務所へ。家に帰って新聞を読み、NHK「私の青い空」を見て再びみやこんじょへ。「へぇ〜今日は平日なのに予約が多いなぁ」と思いながら、「本日の御予約」として入口に掲げる看板書きをしてから事務所へ。No.98で「税務調査」のことを書きましたが、今、この時間(10:30〜)は「検査」のまっ最中でして、隣には係官が座っていて時折、質問に答えながらこれを書いています。一応、後ろめたいことはないので「余裕」があるというもんです。そういう中で何故書けるようになったかというと、今朝、読んだメールの中に傑作があったからです。これから、1:30〜3:00方南町、4:00〜8:30まで高田馬場と移動しなければならないことを考えると、この「傑作」に出会えたのは、ラッキーでした。人さまの文を引用して恐縮ですが次のとおりです。

「しばらくたつのですが、ある晩、僕は結構、飲んでいて、朦朧としてつり革にもたれつつ満員電車に揺られていました。
しばらくして前の人の頭と自分の頭が激突。しまった!と思いすぐに謝りました。そしたら前の人は、「えーぞ、あやまらんでええ。国はどこや?」と言われ、自分の出身地(奈良)を答えた流れで、その人にも出身地を聞いたら、宮崎だと言われたので、みやこんじょの話を切り出してみました。そしたら、その人はその日ちょうど、お店に行っていた人でした。廣底さんのこともよく知っていらっしゃるというM・Mさんというかたでした。
こんな偶然もあるんですね。」 T・D氏記

そうなんです、M・M という男はいい男なんですが、何しろ顔・体がごっついので、T・Dさんが頭をぶっつけて顔を見た時は血の気が引いたのではないでしょうか。
これからすっかり秋めいて食欲の秋、うんにゃ、飲食の秋でもあります。いつも目の前にM・Mさんのような人がいるとは限らないので注意しましょう。

ふぅ〜っ、やっと終わりました。でも、まだ隣では「検査官」が資料に目を通し、電卓をはじきながらメモをとっています。 AM11:55
 
No.102(9/25)− [ それからの「みやこんじょII」 ]
WEEKLYみやこんじょNo.88(6/19) 」で「みやこんじょII」のオープンをお知らせしてから3ヶ月。3日、3ヶ月、3年という流れの中のまだ3ヶ月ですが今のところは順調といったところでしょうか。特に金・土はひととおり満席の状態になります。この満席状態がどこからくるかといいますと、「みやこんじょ」に入れなかったお客さんたちなのです。

つまり、いったん「みやこんじょ」に予約を入れようとしたもののすでに予約でいっぱいだったり、あるいは予約なしで当日来て頂いたお客さんたちが、満席のため入れないので回されてきたというのが大半です。裏を返せば、今までこんなに多くの方々をお断りしてきたということにもなります。

2つの店を一緒にして100人ぐらい入る店にした方がいいという案もありますが、どうでしょう? やってみなければわからないことですが、距離(徒歩3分)はあっても2つの店の方がよいように思います。やれ、あっちのチキン南蛮の方が大きいとか、ゆったりできるのはこっちだとかお客さんに指摘されますが、メチャクチャな違いがなければ、僅かな「差異」は「個性」ととっていただいて利用されるとよろしいかと思います。なにせマニュアル化されていませんので、「個性」が「失礼」にあたらないように厳しくみるつもりです。

100人どころか、40人の店でも皆さんと話をするというのは難しいのですが、今日からはそれを心がけなければいけませんね。初めての来店のお客さんでも、飛び込みのお客さんはほとんどいなくて、口コミで来られたお客さんたちに支えられているのですから・・・。
そう思うのも、世間的には今日が「給料日」とされているからでしょうか。
 
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