No.114(1/4)−[ 働く楽しみ ]
あけましておめでとうございます。
今日は官庁仕事始めでもありますが、石の日でもあります。石の上にも3年どころか、今年はみやこんじょ誕生20年という節目にもあたり、尚一層きばらんといかんなと心している次第です。
そんな今年1月1日はみやこんじょ36人、みやこんじょII4人のお客さんでスタートしました。みやこんじょIIでは、いわゆるマンツーマン体勢で営業に望んだことになります。ふぅ〜っ。それでも、来年1月1日もお店を開けることでしょう。

新宿の街はといいますと、元日、2日は静かでしたが、3日は初商の影響からか人出が多くなり、今日(4日)は車の混雑が加わりました。
TV番組が通常プログラムに戻り、年賀状の往来が絶えた時、正月も峠を越します。さぁ仕事だ、仕事!という感じでしょうか。

今年もどんな人と会えるかというのも楽しみの1つです。楽しみの基準は何なのかと問われたら、イヤなヤツと会った時のことを考えるとより一層はっきりしますね。考えるだけでよかったのですが、実はホントに傲慢なオジさまに会ってしまったのです。残念ながら初めて来たお客さんの1人なんですが、高慢なひとことでカッチーンと来ましたが、どうにか顔に出さずに済みました。

楽しく仕事をするということはあたり前のことだと思ったのですが、滅多にない先程のようなことがあると、普通に仕事ができることが、ありがたいことだということがわかります。そしてそのことが、楽しく仕事をさせてもらえているということだと思います。
店内でケンカがあることもなく、アットホームな感じで運営できるのも、お客さん次第です。そういう意味では、みやこんじょは恵まれていると思います。年上の方からだけでなく、20代のお客さんからも「何か」を教えさせて(盗まさせて)頂くつもりでいますのでよろしくお願い致します。
 
No.115(1/9)−[ 食の価格破壊 ]
シェーキーズのピザを久し振りに食べました。これまた久し振りの吉祥寺でした。花見の井の頭公園以来でした。迎えてくれたのは桜の花ではなく、7日(日)夜に降った残雪でしたが・・・。原宿店のように欧米系のお客さんも1人しかいなくて、アメリカに行きそびれたような気になりました。

ボクにとってのシェーキーズは高田馬場店です。今でこそあちらこちらにいろんな食べ放題の店がありますが、23年前の食べ放題はピザしかなかったような・・・。
今は900円ですがその当時はその半額ぐらいだったのではないでしょうか。ハングリーなボクは飛びつきましたが、食べ放題なのに7枚しか食べられませんでした。なにせ、生まれて初めてのピザ。しかもチーズですヨ。学校給食大好きに関わらず、チーズとマーガリンは友達にあげていたくらいですから。しかし、2回めはどうにか21枚食べました。食べ放題で元をとったぞという瞬間でした。

今、世間では食べ放題より「個食」をより安くというように動いているようです。コンビニのおにぎりに客をとられると、危機感を抱いたマクドナルドが平日半額セールをやり大当たり。牛丼太郎は味噌汁つきで牛丼250円、松屋は味噌汁つきで290円、リンガーハットも軒並み値下げで、ちゃんぽん、皿うどんとも税込みで399円という次第です。更に、居酒屋やレストランに200円台のメニューが急速に加わり始めました。

やっとみやこんじょの出番が来ました。
当店では冷奴の300円〜ジャンボ皿うどん、ジャンボサラダの1000円まであります。決して自慢出来る数字ではありません。大量仕入れ、大量販売出来るから大手にはやれるんだと愚痴る気もなく、あえて、そういう所に食べに行った方が安くあがると勧めているぐらいです。所詮、大手にはかないっこないですから・・・。あっ、これって愚痴ですね。

ぐるっとながめている中で気になるのが牛丼の吉野屋です。たまに値下げをするものの、今のところ定価売りでもぐんぐん数字を伸ばしているようです。安売りでなく、です。
それでもお客さんに支持されるなら みやこんじょ も吉野屋方式を学びたいものです。
でも、皆さんは少しでも安いほうがいいですよね・・・。
 
No.116(1/15)−[ そばめし ]
〈「そばめし」、生産体制を整え、今月末には出荷を再開する計画〉(読売新聞:1/13付朝刊)。昨年12月に、あまりの人気に生産が追いつかなくなったために、冷凍食品「そばめし」の出荷を中断したという記事を読んでから1ヶ月。この1ヶ月で工場での生産を続け、在庫を充分に確保してから販売するという、この不景気に何ともうらやましい話です。
業績の悪さを不景気のせいにしたらいかんという典型的な例ですね。

昨年12月のある日、近くのスーパーで山積みになっていたのが「そばめし」でした。一度通り過ぎたのですが、ぐるりと回ってレジでは「そばめし」代を払っていました。メチャメチャうまいというわけではないのですが、なかなかいい味をしています。「そばめし」とは神戸のお好み焼き屋の人気メニューで、ソース味の焼きそばとご飯のミックスです。
フライパンを使うことなくレンジでOKです。

それを食べた日の新聞で、生産中止のことを知りました。「へぇ〜」と、グッドタイミングのニュースってあるもんだなと思っていましたら・・・。その夜、「みやこんじょII」でお客さんと話をしている時、別のグループのお客さんが帰られるところでした。その中の1人が最後まで残っていてくださってボクを呼び、話をしてみたところ、その方は東京出身なのですがお父さんが宮崎出身ということでした。名刺を頂きましたら、それがなんと社名が「ニチロ」。あの「そばめし」の会社です。商品を見つけて、食べ、記事を読み、そしてその会社の人と会う。何か台本通りに動かされているような偶然の重なりでした。

今回の記事に加え、幸いなことに去年の記事の切り抜きも部屋の隅から埃とともに出てきましたので、机上に2つ並べて記事を拾いながら、再び世に送り出すことにしました。ライバルメーカーは同じ神戸で人気のある「牛すじめし」というのを出したそうです。冷凍ではないのですが、「お茶漬けラーメン」というのもスーパーに並んでいます。なんでも経験!という方は是非どうぞ。

いろんな組合せがあるものです。宮崎自慢のチキン南蛮も揚げたてのチキンの上に冷たいタルタルソースをかけますから「熱」+「冷」でも違和感なく受入れられています。しかし、近頃指摘されたのが持ち帰りのチキン南蛮を暖め直す時、タルタルソースもチンしてしまうので別々にしてくれというものです。確かにそうですね。
情報を集めて、集めていっぱしの「モノ」になるんですね。
 
No.117(1/22)−[ 雪 ]
「雪やこんこん」ではなく「雪やこんこ」であり、「犬は喜び庭かけ回り」は1番ではなく2番の詞であると新聞に書いてありました。暖冬といわれながら、北国では寒波が記録的に続いているようです。雪といえば沖縄県を除く全国に降った感さえあります。

東京でも先々週に続き2回めの雪が、しかも週末(1/20)に降りました。降り方もそれぞれ、夜から、夕方からと「大方の人たち」には配慮されていました。「さあ、昼の活動(仕事・遊び)が終わったら早く家へ帰りなさい。ちょこっと夜中まで雪を降らせますヨ。」とばかりに。

「大方の人たち」でない方々もいらっしゃるわけで、バス・電車などを含む輸送業となると直接、雪を見ながらの仕事となります。それに比べれば、「みやこんじょ」の営業は夜とはいえ室内にいられるだけましです。先ほどの方々の力により、雪による大影響を受けることなくお客さんを「みやこんじょ」に届けて頂きました。昼から降り続けていたらこうもいかなかったでしょうから、早々から予約をされていた方々を中心にラッキーといえばラッキーだったのかもしれません。

大人の心配を尻目に、雪を見てはしゃぐのは子供たちでしょう。去年の秋に都城から上京して、今「みやこんじょII」でバイトしている女の子は積もった雪を見たことがないと言っていたくらいですから、都会の子供たちと同じくらいはしゃいだことでしょう。一方で泣き叫ぶ子供を見たことがあります。2月頃帰省した際、珍しく雪が降り、路面が凍結していました。向こうから車が来たので、こちらは停車していましたら、あれよあれよというまに対向車がこちらに滑り込んできましてゴッチン。対向車中の驚きのお母さんと泣き叫ぶ子供。雪がその子供にとってトラウマとなってなければよいのですが・・・。

今、外を見てみると屋根には雪、歩道にも雪。犬はかけ回っていませんが、気温は低く凍結しています。「滑らないよう」に気をつけてくださいね。
あっ、今、受験シーズンだった・・・。
 
No.118(1/29)−[ がたがた言うな ]
またも雪。しかも1/27(土)未明からの雪というので、土曜日1日中雪とあいなりました。電車は動いていたのですが、店の方はキャンセルに次ぐキャンセル。まさに雪が食扶持(くいぶち)に影響する仕事だとつくづく思いました。開き直れば、地球温暖化にこの雪が歯止めになれば・・・と。自然と争ってもしようがないので、こんな時は逆に宮崎の夏・青い空・青い海に思いを馳せるのもよろしいかと。

昨夏、フェリーで宮崎港から川崎に帰る時乗り遅れました。1時間程出港が遅れるというので近くでお茶を飲んでいました。一応確認のため電話を入れると今、出港しました、と。はぁ?あと30分もあるというのに。お金を全部返してもらったものの・・・まぁいいか。
1泊して今度は1時間かかって日向港から川崎に向かうことになりました。車中のFMラジオでは宮崎弁のコーナーがあってパーソナリティーがいろいろな方言を紹介していました。

ほどなく、その時のゲストが宮崎の方言を載せた「やっちょんな宮崎人」(編者:松永修一)という本を持ってみやこんじょに来てくれました。大学生の頃のお客さんで、その本の編者その人でした。偶然といえば偶然です。その人が先週NHKに昇格して出演。題して「ふるさと日本のことば・宮崎県」。番組中の松永さんが語るに宮崎弁は暖かくてゆっくり流れるんだそうです。こじつけですけれど、なんか雪も溶けだしそうでしょ。雪が降ろうと、フェリーに乗り遅れようと、それを受け入れて前向きに対処しなきゃやってられないですね。「じゃあ、じゃあ」(そうだ、そうだ)と。

雪が降り出す前の土曜の宵の口。1人の女の子が鹿児島のTV局にアナウンサーとして内定したと報告してくれ、その時面接で言ったというメモを見せてくれました。彼女が南国にしては「珍しい雪」のレポーターとしてブラウン管に登場する日も近いことでしょう。
以下メモから・・・・・
「がたがたいうなあ」というのが私のモットーです。これは宮崎では、小さいことにくよくよしないで前向きでいよう、という意味を含んでいるんです。
そして、この前向きなパワーをくれるのが「みやこんじょ」という宮崎の郷土料理屋なんです。私は、そこで、故郷の宮崎を体いっぱいに感じてほっとすることができます。そして、お店のみんながすぐに友達になってしまう空気の中で、どんなに落ち込んでいても「がたがたいうなぁ」という言葉と焼酎で笑顔になります。そして、また頑張ろうと思うんです。人にはそれぞれ好きな場所がありますよね。いろんな人のそういう場所を取材したいというのが私の夢なんです。そして、宮崎の太陽のような明るい笑顔で、たくさんの人を笑顔にしていきたいです。   (ハイ、これで合格!)
 
TOPへ  目次へ