No.123(3/5)−[ パターンを変える ]
金曜の早朝、新橋駅の近くで、赤信号のため停車していると隣の車の運転手さんが、コンコンとボクの車の窓を叩いてニヤッとしました。ボクもすかさずニヤッと。知らないおじさまに対して・・・。皆さんには、どういう状況かわかりませんよねぇ。ボーッとしててボクもはっきりわからないんですけれど、おそらく停車中に寝てたんでしょうね。「おい、寝てんじゃないぞ、危ないぞ。」というコンコンだったんでしょうが、それに反射的に笑顔で返すという自分も恐い。青になって走りながらあの人、知ってる人だっけと思い出してみましたが、おそらく前述のことでしょう。

となると、あっぶな〜い出来事だったわけです。以前は「きびなごの刺身」を買うために金曜日に築地に行っていました。お客さんの多い金・土でさばくためです。今では「きびなごの刺身」は売れないとわかり、仕入れをしていないものの「金曜は築地」の思い込みで通っていました。飲酒後、寝不足で通うより休みを充分とった翌日がより安全ということにやっと気づき、今朝築地に行きました。爽快な朝でした。

日曜の夕方はジョギングだぁと決めて2ヶ月めです。でも苦しみながら走るのもつらいなぁと気が重かったのですが、タイムを少しでも縮めようという気を捨ててゆっくり走ろうと昨日は決めました。いつもならあそこを右に曲がるまでもうちょっとだ、とあえいでいたのが、昨日はそこを通り過ぎようとしたぐらいリラックスしていました。

そんなわけで、汗をどっぷりかきながらいろんなことを考えられました。その1つは「みやこんじょII」のことです。お客さんが極端に少ない深夜の営業はいかがなものか。以前「ミスターヒーロー」という店をやっていたころ、毎日深夜営業をしていました。金・土だけ朝まで営業しようと決めた月の初日から12時過ぎに来客、そして次の日も・・・。しかしここまで。結局、売上げも減らず平日と金・土の使い分けに成功しました。

そして「みやこんじょII」。3月の様子を見つつ、4月からを考えてみたいと思います。日頃やっていることを変えることはなかなか難しいのですが、今では朝令暮改するほどの決断が必要な時代だそうで・・・。
 
No.124(3/12)−[ ヘリコプター ]
先週、久し振りのお客さんに来て頂きました。聞けば四国に転勤で今回は出張で上京されたとか。実はこの方に誘われてヘリコプターによる東京遊覧を経験したことがあるのです。所要時間は15分でした。たった15分なのですが、23区の主だった所を見ることの出来た感激は今でも忘れません。いかに東京が狭いということも。道路と違って海は渋滞はないものの、空にはスピードが加わる分、自由に飛び回れるその奔放さに魅せられました。

次にヘリコプターに乗ったのがニューヨークで。夜の摩天楼を空から楽しんだというものの、期待が大きすぎたためか、えっこんなもん?という感じでした。世間が、ニューヨークはすごいぞ、でっかいぞと余りに言うもんだから構えすぎたのでしょうか?それとも田舎者すぎて一時の感情欠落にも陥ったのでしょうか。出来るものなら、世間でいわれているところの感激を次のニューヨークで味わってみたいものです。

ニューヨークのヘリコプターより感慨深かったのは、なんのことはない、新宿の高層ビルから眺めた街並みです。ずらっと目の前に広がるビル、住宅群。その1つ1つに所有者がいることを考えると、その所有者の多いこと多いこと。そして、その中の1つでさえも手に入れられない無力さ。上空から動き回って見るより冷静に考えこんでしまいました。

1986年、伊豆大島の噴火の時、宮崎行きの飛行機がふつう海上を飛ぶのに、海岸線・内陸部を飛んだ時がありました。その時は開けた都市部と寒村らしき部分がひと目でわかり、また人々のそれぞれの生活がそれぞれの地で綿綿と営まれているという意味では、ヘリコプターの時と違って日本は深く、広いとも感じました。

ひとつひとつのことや、小さなことを気にせず、大きな視野で・・・というのを大所高所からといいますが、ちっぽけなことでも気になってしょうがないこともあります。
 
No.125(3/19)−[ どこでも5000円! ]
先週は献血に行きましたので、よっしゃ、このことを書こうと思っていました。しかし、夜中帰途の車上(自転車の上)で、ある話題が頭の中に浮かんできました。献血よりこっちを先に出してしまおうと思い、こういう展開でいって、オチはこうつけようなどと構想を練っていました。しかし、なんと次の日にはその話題をすっかり忘れてしまったのです。昨夜のアレはなんだったんだと自分の頭の中が不信感でいっぱい。結局、ひきだしには「献血」ひとつになってしまいました。

ところが、昨日の昼に1本の電話が入りまして今日の話題とあいなりました。電話の主とは昔のバイト君です。10年以上前の学生時代に仕送りをもらいながらも、あまり学校には行かず、みやこんじょでバイト三昧。月に20万以上も稼いでいたリッチ君でした。何に遣っていたかはわかりませんが、その彼も今や2人の子供の親となり、5月に家族で上京するというのです。5000円で!

「50周年の感謝を込めて、国内どこでも5000円!」という日本航空のアレです。5月10日からのものを3月10日から売り出したものの、電話回線がパンクしたという記事が新聞に載っていました。そりゃそうでしょう。こんな関心の高いものは、ボクにとっては近頃ではないものなので、買わないまでも広告の記事はちゃあんととってありました。ですから、飛び込みで入った献血ルームの様子(おそらく、次週メールで)よりも「5000円!」の方が今週に来ちゃうわけです。で、その難関をくぐり抜けて5000円チケットを手に入れた元バイト君が5月にディズニーランドを目指してやってくるのです。

この手の割引は、全日空の「どこでも10000円!」から始まったように思われます。実際、昨年の12月には熊本からこのチケットを使って、みやこんじょでのお誕生会をやりにきたお嬢さんもいます。昨日の新聞には、誕生日以降の15日間はどこでも10000円という日本エアシステムの記事も載っていました。こりゃ安いと飛びつける人もいる反面、いくら安くてもどうしても買えない人もいっぱいいることでしょう。一番残念なのは、そんな情報があるなんて知らなかったという人でしょう。ずいぶん身近になったコンピューターによってどんどん情報を入れられる人とそうでない人の格差はどんどん広がりそうです。ボクみたいに一度頭の中に入力した情報を吹っとばしてしまうアンポンタンもいますが・・・。
 
No.126(3/26)−[ 献血 ]
今朝は雨降る中、築地へ。いつものように喧騒の中をくぐり抜け、やっと「きびなご」を手に入れました。ここ2ヶ月ぐらい品切れの状態でした。通常1キロ1000円ぐらいのものが、今日は1500円でした。「おまけしときますよ」と言われて悪い気はしませんが、高くても買うつもりでした。次の目的の店に行く途中に「きびなご」発見。しかも1キロ800円と安いのです。1軒めの「きびなご」はやられた!と思いながら、2軒めでも4キロ購入。そこの店に言わせると「1キロ1500円はするんだけどね。」とか。しかし、右手に1軒めの、左手に2軒めの「きびなご」を持ってみると同じくらいの重さでありながら、1軒めの方が安いときたもんだ。どっちの値段が正しいのか、喜んでいいのかどうか、迷ってしまいます。
ちなみに、御存知ない方のために、「きびなご」は南日本産のもので、みやこんじょでは唐揚げで出します。

早朝の本格的な雨から午前中は小雨となりました。川沿いの桜が三分咲きとなり、寒の戻りがない限り今週末が花見まっ盛りといったところでしょうか。

そして今、午後となり雨はあがって話は予告通り「献血」へと・・・。
先々週久し振りに献血へ行ってきました。手帳によると今回で54回めとなりました。戦後の五木寛之著の「青春の門」では売血としてお金になったそうですが、今では回数によって記念品と毎回のジュース提供を受けてのボランティアといったところでしょうか。

その「今では」が、ボランティアであることには変わりないものの、その受け入れ体制が素晴らしいのです。帰りのエレベーターの中で「ここまでやっても人は集まらないのですか。」というボクの問いにこれから街頭で呼びかけに出る係りの人は「血液によってやっぱり不足がちなんです。」ということでした。では、「ここまでやっても・・・」とはどういうことかといいますと、ちょっと誇張気味にいいますと、施設、受付の人の対応はホテル並み、ジュース飲み放題、ドーナツ食べ放題、雑誌読み放題、テレビゲームやり放題、インターネット接続し放題、映画ビデオ見放題・・・といったところでしょうか。まさか1日中いる人はいないと思いますが、しゃれた雰囲気が若い女の子を多く呼んでいる要因にもなっているようです。

築地に行ったからなのでしょうか、「血の気の多い」「活気のある」というのと「献血」がすぐ結びつきそうに思っていたボクのイメージが、今ではちょっとかけ離れているようです。
 
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